「選挙カーを使わないで選挙に出馬して当選できるかな?」
あなたのような選挙初心者は、いろいろと準備をしているうちに上記のような悩みに直面することがあります。
確かに、少ない労力や準備期間で選挙に当選できるに越したことはありません。
一方で、選挙カーでの名前連呼は投票に一定の効果があるともいわれています。
では、選挙カーをレンタルせずに当選確率を上げる方法はあるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
選挙カーをレンタルせずに当選確率を上げる方法
選挙カーをレンタルせずに当選確率を上げる方法をいくつか挙げてみましょう。
選挙カーをレンタルせずに当選確率を上げる方法
その1 圧倒的な知名度を活用する
選挙カーをレンタルせずに当選確率を上げるには、その人が持っている知名度をフル活用することです。
すでに、選挙区において誰もが知っている有名人であれば、選挙カーを使わずとも当選確率は上がります。
地元の名士、地主、地域の経済を支えている企業の親族、芸能人などは、その知名度は高いでしょうから、選挙においても有利に働くかと思います。
選挙カーをレンタルせずに当選確率を上げる方法
その2 選挙開始前から政治活動として全域にビラをポスティングする
選挙カーをレンタルせずに当選確率を上げる方法として、選挙開始前から政治活動として選挙区全域にビラをポスティングするというのも効果的です。
候補者自身が設立した政治団体の政治活動として、ビラを作成し全戸にポスティングすれば、その知名度は上がり選挙が有利になってきます。
10万人以下の地方都市であれば、中長期で自力でポスティングするのも可能でしょう。
また、ポスティング業者に依頼してポスティングしてもらうのも方法の一つです。この場合、費用がかかることを注意しておきましょう。
選挙カーをレンタルせずに当選確率を上げる方法
その3 選挙開始前から長期間に渡り駅頭でアピールする
選挙カーをレンタルせずに当選確率を上げる方法として、選挙開始前から駅頭で有権者にアピールするというのもあります。
その選挙区のほとんどの人が利用する駅に毎日立って、「私は〇〇と言う者です」とアピールします。
朝だけでなく、夕方や夜にも積極的に駅頭に立ちアピールすると効果的ですね。
ですが、この方法はかなり時間を要するのが注意点です。
年単位で毎日アピールすることで「あぁ、あの駅にいつもいる人だ」と選挙の時に認識してもらえるので、忍耐力と体力が必要ですね。
選挙カーをレンタルせずに当選確率を上げる方法
その4 SNSのフォロワー数を増やしてアピールする
選挙カーをレンタルせずに当選確率を上げる方法として、現代では必要不可欠と言われるSNSのフォロワー数を増やしてアピールするのも効果的でしょう。
有名なインフルエンサーやyoutuberともなると、100万人以上のフォロワーがいます。
そこまでとはいかないまでも、選挙区の人口に準じた人数のフォロワーを獲得することで、選挙のときにアピールする手段となるでしょう。
※
これらの方法以外にも、選挙カーをレンタルせずに当選確率を上げる方法はあるかと思います。
・・・ただ、正直どの方法も大変でもあり、なかなか実現するのは難しいのでは?と思ってしまいますよね。
それならば、正攻法として選挙カーをレンタルして選挙期間中にアピールしたほうがいいでしょう。
選挙カーは使ったほうが有権者へのアピール効果は上がる
選挙カーは選挙期間中に使った方が有権者へのアピール効果は上がります。
こちらの書籍でも、選挙カーの集票効果において記述しています。
【地方選挙必勝の手引 松田馨著】
選挙カーでの名前の連呼は集票につながるという社会心理学の調査論文が発表されるなど、選挙カーの有効性が証明されています。
また、こちら↓の記事にも書きましたが、選挙カーを使うことで4つの認知の効果があり、あなたの集票に効果があるでしょう。
あわせて、名前連呼の効果についてのこちら↓の記事も参考にしてみてください。
選挙カーレンタルの公費負担を活用すれば資金を節約できる
選挙カーをレンタルする際に、選挙管理委員会に事前に申請することで、公費を受給することができます。
この公費を上手に活用すれば、選挙準備の段階での資金が節約できるでしょう。
選挙カーを自前で準備するとなると、車両、音響、看板制作など多額の資金がかかってきてしまいますよね。
それならば、レンタルするだけで全てワンセットになった選挙カーを使ったほうがラクですし、資金も節約できるのでオススメです。
選挙カーレンタルの公費負担に関しては、事前審査の時点で書類を揃えることになります。事前審査についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
選挙カーを選挙に使うかどうかは人それぞれ
選挙カーを選挙に使うかどうかは人それぞれです。
近年でも、「脱選挙カー」として選挙カーを使わずに選挙に臨む候補者もいますし、当選する方もいます。
選挙に出馬する以上、選挙カーレンタルを必ず利用しなければならないわけではありません。
候補者それぞれの主張や方針、選挙戦略がありますからね。
一方で、選挙カーをレンタルして活用することで有利になる点や効果がある面があるというのも現実です。
自分のスタイルに合った選挙を展開していくほうが後悔は少ないでしょう。
なので、選挙カーを使うかどうかは立候補する時点でよく吟味して判断すればいいと思います。
まとめ
選挙カーを使わずに当選確率を上げる方法を書いてきました。
選挙は当選するのが最大の目標です。
当選に至るまでのプロセスは人それぞれですが、一方でなるべく最短でその目標に到達したほうがいいというのも真実ですよね。
公職選挙法の範囲内で、使用可能なものはなんでも使ったほうがいいですし、公費負担が活用できるものもあります。
あなたのような選挙初心者の候補者は、いろいろと悩んだり判断に迷ったりする場合もあるでしょう。
その際は、選挙経験者や現役議員に相談するとすぐに解決するのでオススメです。
選挙カーの利用するかどうかに悩んでいるのであれば、ぜひ選挙経験者や現役議員、または参考書などで調べてみてはいかがでしょうか。
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