「選挙カーを選挙に使いたいんだけど、自家用車で流用できないかな？」
あなたのような選挙に初めて立候補する候補者は、上記のような悩みに直面することがよくあります。
選挙カー自体は公費が適用されますが、自家用車をそのまま選挙カーに使えば選挙資金を節約できるのでは？と思いがち。
ですが、選挙カーをレンタルしたほうが長い目でみると選挙の効率はグンと上がります。
今日はこの点について書いていこうと思います。
選挙カーは自家用車を使うよりもレンタカーのほうがオススメ
選挙カーは普段あなたが乗っている自家用車を流用するよりも、レンタカーを使うのがおすすめです。
レンタルできる選挙カーは、内装や音響設備など、選挙を幾度となく経験したスタッフが実用的に考えて準備しています。
特に、選挙にはじめて立候補する方が自家用車を選挙カーとして準備するとなると、項目が多すぎてかなり大変になってしまうでしょう。
その時間と労力を効率化して、他にもやるべきことがある選挙準備をより万端にしたほうが当選確率は上がります。
選挙カーを利用するなら、経験値のある専門業者が準備する選挙カーをレンタルしたほうがいいのです。
選挙カーに必須の音響設備は設置にコストがかかる
選挙カーといえば、スピーカーやマイクなどの音響設備ですよね。
これらの音響設備ですが、一から準備するとなると、まずは該当機器を購入しなければなりません。
選挙カーに搭載するスピーカーやアンプなどの音響設備は、意外と値段が高いのです。
それなりの音響設備を準備するとなると、最低でも10万円はかかるでしょう。
そこから設置に関して外部業者に依頼するとなると、さらにコストが積み上がっていきます。
自家用車に候補者の名前看板を設置だけして走行するなら、そこまでコストはかからないでしょう。
ですが、選挙において選挙カーでの選挙運動（名前の連呼や街頭演説など）は投票行動を促すなどの一定の効果があることがわかっています。
※）詳しくはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
→【選挙期間中の選挙カー利用は有権者の投票行動に影響するのか？】
→【【初心者向け】選挙カーでの名前連呼の効果は【4つの認知】を上げること！】
その効果を十分に活用しないで選挙戦を戦うのは非常にもったいない気がしますよね。
なので、自家用車を選挙カーに使うことはあまりオススメではないのです。
選挙カーに取り付ける備品は専門知識が必要な場合も
選挙カーに取り付ける備品は、設置に関して専門的な知識が必要な場合もあります。
特に、音響設備は電気を使いますので、バッテリーをどうするかを考えなければなりません。
また、スピーカーを車内または車外に取り付ける場合も、専門的な知識や技術を持った業者に依頼するでしょう。
その場合、懇意にしている知り合い業者でもない限り、やはりコストがかかってきますよね。
音響設備の購入費プラス設置費用や電気系統の調整費用など、自家用車を選挙カーに流用すると実はどんどんコストが膨らんでしまう可能性も。
それならば、ワンストップですべてを準備してくれる選挙カーレンタル業社に依頼したほうがなにかと便利かつ効率がいいのです。
タフな選挙戦を戦うにはレンタル会社の選挙カーがいい
選挙戦はタフな期間となります。
晴れの日だけでなく、雨や風が強い日もあれば、地域によっては雪が降る場合も。
そうした天候でも、選挙期間を変更するわけにはいかないので、与えられた条件下ですべての候補者が選挙を戦わなければなりません。
そんなタフな選挙期間こそ、選挙カーレンタル業社が準備する選挙カーを利用したほうがなにかと安心です。
【28歳で政治家になる方法】という選挙参考書にも、選挙カーについては以下のような記述があります。
選挙カーは非常にタフに使われます。真夏や雨の多い季節などで車自体がへたってしまうのは、あり得る話です。
自家用車を使用するよりも、車両レンタル費は公費補助がありますので、高性能で、しっかり整備されたレンタカーを活用することがポイントです。
このように、選挙に関して経験豊富な人も選挙カーはレンタルがオススメであると断言しているんですね。
あなたのような選挙に初めて挑戦する人は、迷わず選挙カーはレンタルしたほうがいいのです。
選挙カーをレンタルすれば公費が適用される
選挙カーをレンタルする際、選挙管理委員会に申請すれば公費が適用されます。
この公費補助を活用することで、選挙カーをリーズナブルにレンタルできるのでオススメです。
公費負担に関する申請などは、特に難しいこともなく誰でもカンタンに申請が可能です。
書類を揃えるだけで、一般的な市議会議員選挙の場合10万円ほどの補助金が活用できます。
選挙準備においては、なにかと資金がかかるのがネック。
少しでもコストを抑えるのであれば、選挙カーは自家用車を使うよりレンタルをしたほうがいいのです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
→【選挙カーをレンタルする時の公費申請書類について詳しく解説します】
まとめ
選挙カーを使うのであれば、迷いなくレンタカーをオススメします。
選挙戦を戦うには、準備の段階からいかに無駄を減らして効率よく有権者にアピールできるかがポイント。
「選挙カーを自家用車で流用するかレンタルにするか」という判断で迷っている時点で、効率という面や無駄を省くという点でマイナスと言わざるを得ません。
法律で認められている公費補助を最大限に利用しつつ、経験に裏打ちされた選挙カーをレンタルするのが最適解でしょう。
一方で、はじめての選挙なのでいろいろと悩みや不安があるのも仕方ありません。
あなたのような選挙にはじめて挑戦する人が、なるべく選挙に集中できるよう選択肢を減らしていく事ができれば幸いです。
ぜひ選挙準備の参考にしてみてくださいね。
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